2019年11月20日

“Merci.” DE 涙

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【今日の一品@信州旅情編】
再び信州ネタにリターン。
街を散策していると、ある石屋を
発見👀
なんと石でできたミニーちゃんですのよ〜💋
同じポーズをとってみたが…
私はちっとも可愛げがないわぁ…💦

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久々にミニシアタリスト活動
レポでございますよ〜🎵
今回の鑑賞作品は
「パリに見出されたピアニスト」である。


予告編はこちら。

決して賑わいのないエリアで、
しかもミニシアターでの上演だ。
観客は少なく&私の整理券番号も
せいぜい20番台だろうと楽観していた。

…が、甘かった

渡された整理券番号の10の位には
なんと「5」
が印字されている
ではないか💥

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(※イメージです)

えっ!!! まさかの50番台!?

整理券番号順での入場なので、
50人に先に入られたら、こりゃ
見やすい席はゲットできそうにないな
平日だったので油断してしまった。

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まあそこは気を取り直して、
パンフを母へのお土産分も含め
2部購入する。

さて本編について語りましょうか。

一言でいえば、「男性版シンデレラストーリー」
である。
貧しい境遇に育った青年マチューが、
ある偶然から音楽院のディレクターに
才能を見出され、ピアニストとして
成長していくというサクセステーマ物だ。

ただ、私にとって意外だったのは、
主人公マチューが即そのチャンスに
飛びつかなかったことだ。
人間だれだって、豊かで華やかな
人生を歩みたいはずなのに。

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だが、彼は自分の立ち位置を
よくわかっているのだ。
恩人でもあるディレクターやピアノ教師に
反発するのも、それは裏を返せば彼が
“自重”していることにほかならない。

「こんな貧しい自分に、幸運など
訪れるはずがない」
「自分は他の裕福な学生と違い、
正式に音楽の教育を受けていない。
だからピアニストになんてなれるはずがない」

とね。

しかも、マチューは過去に、
人の思いやりに触れたことが
ないのだろう。
いつも怒り、不満を自分の中に
抑え込んでいる。
その表情からは、まるで感情の鎧を
まとっているかのように、冷淡さすら
感じられるのである。

そのため、前半では、彼がだれか(何か)に
対して、感謝の意を表す場面が
まったくなかったのだ。

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ところが、彼がその鎧を脱ぎ捨てた
シーンが訪れた❗
私が覚えている限りで、彼はたった
2回“Merci.(ありがとう)”を
口にしたのである。


一度目は、ケバブを食べながら、
音楽院ディレクターに対して。

二度目は、弟が手術中にもかかわらず、
「音楽コンクール会場に行きなさい」と
背中を押してくれた母親に対して。

夢も希望もなく、ただ苦しいだけだった
人生で、ようやく彼が言えた“Merci.”
…この
2つの“Merci.”で、私の目頭はMAXレベルで
熱くなりましたよ

20191120-6.jpg

クラシックバレエを学んでいるのに、
クラシック音楽への造詣が限りなく
浅い私であるが、そんな私でも
涙腺に響く秀作であった。

まだチェックしていない方、
ぜひご鑑賞あれ


↓ピアノを習っておけばよかった…と
後悔する私に、「今さら遅い」の
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posted by 蝉黒 at 07:00 | Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする